ソラマメブログ
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2008年01月23日

Re:ほんといいかげんにしろよ

こんにちは、山種さん。
山種さんのブログでコメント記入が可能ならばそこにレスしたかったのですが。

>またからまれてます。

確かにからんでいるのかも知れません。笑)
実は、ちょっとは申し訳なく思っているんですよ。

ところで山種さんはこの状況に興味を引かれませんか?
例えば、山種さんが書かれたこの部分

>あんまり誹謗中傷もしつこいんで、はっきりいいましょうか。
>夢蘭銀行さんの仲の良いグループの方々が桃弥銀行又はMTGを一方的に叩くことで、
>その不満の矛先を意図的に曲げたいという意図は良くわかります。

この、山種さんが夢蘭さんグループだと思うような人々がいて、また一方には山種さん自身が属すると思われるグループがあるということ。
私が一番興味深いと感じるのは、このあたりなんです。

実は、この件に関して興味を持つキッカケになったのは、一連の桃弥銀行さんの投稿でした。
桃弥銀行さんの投稿を読む度に、ものすごく違和感を感じたのです。
そして、その違和感は何なのだろうと考えはじめた訳ですが、それは要するに価値観の違いなのだと理解するようになりました。
そしてそれは桃弥銀行さんだけが持つ価値観なのではなくて、どうやら山種さんやハートフルスターズさんその他の人々も共感し共有する価値観らしい、ということもわかってきました。

さて、どう話を進めるとわかりやすいでしょうか。悩)

え~と、まずは。
最近のこの件に関して、批判や誹謗中傷が集中しているのは山種さんグループです。
ちなみに、ここでいう”グループ”とは、同一人物説や結託しているという意味ではありません。
ある種の価値観に共感出来、その価値観を共有していると思われる人々、という意味です。

では、何故いま山種さんグループに批難が集中しているのでしょうか。
私的にはかなり鮮明に見えるのですが、説明するのはけっこう難しいです。
簡単に言ってしまえば、それは、多くの日本人が持っているであろう価値観からズレているからなのですが。

ここで、いったん逆の夢蘭さんグループに視点を移してみましょう。
たぶん、こちらからの方が説明しやすいと思います。

山種さんが書いておられように

>まずあなたが応援する夢蘭銀行さんのことを言いましょうか、
>株取引してサーバー買って定期減額だなんてただの泥棒ですよ。

という要素がありながら、何故私や他の人は山種さんよりも夢蘭さんに好意的なのでしょうか。
それは、「印象」なのだと思います。
多くの日本人が、正直な人や周りに対する配慮をする人には、とっても共感しやすいんです。
具体的に何をしたか、よりも、その人が今とっている姿勢や配慮、その印象が大きな要素なんです。

少なくても夢蘭さんは、当初より預金元本のリスクを提示していましたし、人当たりも誠実そうでした。
実際、銀行禁止発表以後もブログのコメント欄は開いたままですし、コメントにも時折対応していました。
こういった姿勢からも、少なくとも私は誠実さを感じるのですよ。

さて、今度は桃弥さんや山種さんに視点を移してみましょう。
ここには、夢蘭さんとはまったく印象の異なる人々がいます。
意欲と自信に溢れ、正しく利益を上げる(と信じる)道を進む人々、そんな印象です。
正しく利益を上げられリスク回避の自信もありますから、大衆の意見を聞く必要はありません。
同じ道を行く同志の意見ならば聞くでしょう。
当然、ブログのコメント欄やトラックバックの必要もないです。
なぜならば、印象や心配りといった目に見えないものよりも、具体的事柄、結果を重視しますから。

このような価値観に共感する人々も少なからずいるようですし、最近増えつつあるようにも思います。
ですが、多くの日本人はこのような即物的価値観を嫌う傾向があるのは事実だと思います。

そしておそらく、今生じている軋轢は、このふたつの価値観の衝突なのではないかと、そう思っている今日この頃なのですが……。

でもね。
今、ふたつの価値観の衝突と書きましたが、山種さんたちが私とまったく価値観が違うとも思っていませんのですよ。
背景としている価値観の土壌は一緒、そう思います。
なぜならば、

>つまり究極において、災い転じて福と成せるかどうかは、その人の人間力であり、
>その会社の実力如何であるということになります。

>叩かれてなんぼの金融業。
>叩かれる根性や土性骨がない人には、リアルでもSL内でも金融業は勤まらないでしょう。

と、山種さんらしく理想に向かって闘志を奮い立たせてはいますが。
ですが、そのすぐ後の投稿が「ほんといいかげんにしろよ」「度が過ぎるイタズラ、誹謗中傷について」と被害者の立場になり切り泣きが入ってますものね。
別に、究極における人間力とか実力、「叩かれてなんぼの金融業」なんかじゃあなくって、「みんなに愛される金融業」でよいと思うのですけれど。

一方的に高所から偉そうにアナウンスを出し続ける(というように私には思えます)ばかりでは軋轢も増すだけですし、誹謗中傷も止まないと思います。
コメント欄をオープンにして、一般大衆と同じ目線でみんなとコミュニケーションしてみるというアイデアはないでしょうか。  

Posted by puru Pera at 16:58Comments(33)日記