公式ブログに4月9日付けで
「State of the Economy」という記事が掲載されていました。
おそらくセカンドライフの経済は良好で発展しているという内容だと思います。
英語に堪能な方が訳してくれるとうれしいのですが。
2008年には3億5千万US$のユーザー間取引を生みだし、LindenX(L$-US$通貨取引所)でのユーザーのキャッシュフローは1億US$以上になったということです。
1月~3月までを参考にすれば、2009年は4億5000万US$のユーザー間取引が期待出来るだろうとのこと。
2月末~3月初旬に行った事業主アンケート調査(返答率15%)によると、その61%が収入は伸びるだろうと楽観的であり、2/3以上の事業主がセカンドライフビジネスへの投資を維持するか増加する予定とのことです。
LindenXでの取引量ですが、現在もリアルタイムで観察するとかなりすごい量のお金が動いているのを目にすることが出来ます。
・LindeX™ Exchange: Sell L$
https://secure-web9.secondlife.com/currency/sell.php
今日あらためてジックリと見てみたのですが、1分程度時間を置いてページを再読込すると、その度に売り注文量が変化してビックリしました。
分単位で数万L$が売買されていきます。
259L$/US$が今の標準だと思われるのですが、それが今日は1千万~2千万L$で動いています。
時々260L$/US$で数万L$の注文が現れるのですが、それも数分で消化されていきます。
午前中には、唐突に267L$/US$(その直下は259L$/US$)が数十万L$出て、当然ほんの数分で消化されちゃいました。
下は、先ほど259L$/US$の上に260ではなくて261L$/US$の注文が入ったところ。
ページの再読込をする度に、刻々と60万L$が減っていくので、けっこう見ていて楽しいです。^^
日本ではSIM撤退のニュースが続いたりしてちょっと不景気感が漂っていたりしますが、そんな時はLindenXでリアルタイムの取引を見て気を取り直すのもよいかも知れません。^^
・LindeX™ Exchange: Market Data
https://secure-web9.secondlife.com/currency/market.php
この「マーケット・データ」ページを見ると、日々8千万前後のリンデンドルが取引されているようです。
8千万L$というと、約3000万円ですか。
なるほどぉ。
ところで、LindenXやユーザー間取引も興味深いですが、メインランドの土地流動性はどうなっているのでしょうか。
土地相場は今年に入ってかなり安定していますから、新規にオークション落札物件がどれくらいのペースで流入しているかを見れば、流動性や土地消費率も見えてくるかも知れません。
オークション出品データを採り始めたのが1月中旬からですので、データの絶対数はかなり少ないです。
週間の合計を並べてみたのですが、それだとかなり上下が激しいので、月毎の1日平均落札物件流入量を出してみました。
・1月(18日~)
1日平均:53,882sqm
・2月
1日平均:52,346sqm
・3月
1日平均:52,587sqm
・4月(~12日)
1日平均:55,959sqm
1月と4月はデータが途中半端です。
2月、3月を見ると同様か若干増え気味でしょうか。
少なくても流動性の低下はないようですね。